foodshare

飲食店で余った「もったいない食品」を無駄なく提供し、お客さんが安く食事できるシステムがあったら良いと思いませんか?

今回は、飲食店の食事もしくはテイクアウトをお得に食べられる「フードシェアアプリ」について取り上げます。



こんな方におすすめ!
  • 飲食店のおいしい食事を安く食べたい方
  • 飲食店の食品ロス(フードロス)を救いたい方
  • 食品ロス問題を解決する「フードシェアアプリ」について知りたい方

  もくじ

1、フードシェアアプリとは
  • 新型コロナの影響で困っている飲食店を助けたい!
2、主なフードシェアアプリ

3、TABETE

4、No Food Loss

5、tabekifu

6、ReduceGo

7、まとめ
  • フードシェアアプリは学生、単身者向け
  • 郊外、地方の方には通販サイトがおすすめ

フードシェアアプリとは


今回の記事で紹介する「フードシェアアプリ」とは、「飲食店の食品ロス(フードロス)を解決するアプリ」です。

フードシェアアプリを利用すれば、飲食店やテイクアウトOKのお店(パン屋など)で、作りすぎた食品や予約キャンセルで浮いた食品をお得に買う事ができます。

昨年、「食品ロス削減推進法」の施行で毎年10月が「食品ロス削減月間」とされた事で、食品ロス問題への関心が高まっています。


◆新型コロナの影響で困っている飲食店を助けたい!

HELP

新型コロナの感染拡大で一部の自治体で飲食店の時間短縮営業が要請される中、食品ロス(フードロス)も増えることが予想されます。

この記事で紹介するフードシェアアプリなら、スマートフォンのアプリをダウンロードすれば、簡単に食品ロス予備軍のある飲食店やテイクアウトのお店を探すことができます。


MEMO

2020年12月25日現在、東京都と一部の都道府県、市町村で飲食店の時間短縮要請が出ています。

◆詳しくはこちら:【新型コロナ】飲食店の時短要請、全国に広がる。神奈川・岐阜では協力金を増額 | Foodist Media by 飲食店.COM



主なフードシェアアプリ


今回の記事では、
  • 「対応するスマホOS(android、iPhone)」
  • 「対象エリア」
  • 「料金」
に注目し、四つのアプリを紹介していきます。

※以下の内容は、この記事が書かれた2020年12月25日時点の情報です。対象エリアについては、各アプリの公式サイトで最新の情報をご確認ください。



TABETE


TABETE スクリーンショット

TABETE - 食品ロスを削減するエコでお得なテイクアウトサービス
https://tabete.me/

対応するスマホOSAndroid、iPhone
対象エリア東京都内、神奈川県、埼玉県、石川県、大阪府、福岡県など
料金商品の購入代のみ
(クレジットカード払い)

TABETE(タベテ)は、食品ロス予備軍の食材をお得にテイクアウトできるアプリです。

アプリで現在地か地域を選んでお店を検索し、指定の時間になったらお店に向かい、テイクアウトします。


◆TABETEの特徴

TABETEなら、お店にいく前にクレジットカードで決済が完了するので、指定の時間にお店で商品を受け取るだけで簡単に飲食店のお食事が手に入ります。

近くに加盟店が有るかどうかはアプリをダウンロードしないと分かりません。しかし、対象エリアが幅広く、数多くの連携自治体が参加しているのは魅力だと思います。

2020年12月28日追記:TABETEのTwitterアカウントもしくは「#TABETEレスキュー報告」でTwitter検索すると、TABETEで食品をレスキューした方の報告があがっています。ここから、おおよその加盟エリアを知ることができます。


▼TABETEの公式Twitterはこちら


No Food Loss


No Food Loss スクリーンショット

食品ロス | No Food Loss
https://www.nofoodloss.com/

対応するスマホOSAndroid、iPhone
対象エリア東京、大阪、福岡、広島、神奈川、埼玉、
千葉、茨城、岡山、山口、大分、富山、など
料金商品の購入代のみ
(購入代はお店に行ってお支払い)

No Food Loss(ノーフードロス)は、クーポンを通じて食品ロス予備軍の食品をお得にテイクアウトできるアプリです。


◆No Food Lossの特徴

食品ロス販売数No.1(※公式トップページ参照)のフードシェアアプリです。

「食品ロス予備軍を購入できるクーポン」がアプリから発行されるので、クーポンをお店で見せて、その場で会計するシステムです。

加盟店は飲食店だけでなく、生活彩家やポプラなどのコンビニも多いです。

◆詳しくはこちら:店舗一覧 | No Food Loss

また、TFTメニューを購入すると、購入金額の一部がNPO法人「TABLE FOR TWO」に寄付されます。

◆詳しくはこちら:寄付先について | TFT | No Food Loss


tabekifu


tabekifu スクリーンショット

[公式] tabekifu食メディア/食品ロス解消アプリ
https://tabekifu.co.jp/

対応するスマホOSiPhone
対象エリア東京、神奈川、長野の各店舗
料金商品の購入代のみ

tabekifu(タベキフ)は、飲食店のキャンセルや仕込みすぎといった食品ロス予備軍の食品を割引価格でユーザーに提供しつつ、購入金額の一部を寄付できるアプリです。


◆tabekifuの特徴

注文金額が300円(税抜)ごとに1ポイントがユーザーに付与されます。

加盟店は東京、神奈川、長野の飲食店の各店舗です。

◆詳しくはこちら:店舗紹介 | tabekifu

また、食品を購入する際に寄付先が選べ、SNSにアップすると寄付金額が上がります。

アプリで「社会貢献スコア」が見られる所が、社会に貢献した実感が湧きそうで良いと思いました。



ReduceGo


ReduceGo スクリーンショット

周辺の余剰食品を月額定額でテイクアウト - Reduce GO[リデュースゴー]
https://reducego.jp/

対応するスマホOSAndroid、iPhone
対象エリア関東、名古屋
料金月額1980円で毎日二回まで注文可能


※ReduceGoは2021年1月29日(金)15時をもって、サービスを終了します。

ReduceGo(リデュースゴー)とは、飲食店などの余った食品を、指定の時間に取りに行くことで余剰食品が救えるアプリです。


◆ReduceGoの特徴

月額1980円は一見、高額のように見えますが、毎日二回まで利用できることを考えると、そこまで高くは無い印象です。

使えるお店を知るには、ReduceGoのアプリから現在地周辺の余った食品が一覧で表示されます。

また、商品の購入代利用料金の2%が社会活動団体に寄付されます。

月々定額で食品が安くテイクアウトでき寄付もできるなんて素晴らしいアプリですが、来年一月末でサービスを終了してしまうのが残念です。




まとめ


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Alexas_FotosによるPixabayからの画像

以上、四つのフードシェアアプリを見てきましたが、どれも食品をお得に購入しつつも食品ロスを減らせる有意義なアプリでした。


◆フードシェアアプリは学生、単身者向け

今回の記事で紹介したフードシェアアプリは、どのアプリもユーザーが現在地から食品ロス予備軍の食材があるお店を探して、受け取りに行くというシステムでした。

そのような特徴から、仕事や大学・短大・専門学校の帰りに受け取りに行くのにちょうど良いため、学生や一人暮らしの方におすすめです。


◆郊外、地方の方には通販サイトがおすすめ

しかし、筆者は郊外に住んでいるので、そもそもフードシェアアプリに対応している飲食店やテイクアウト専門店がありませんでした。

近くにフードシェアアプリの加盟店が無い方には、以下の記事で紹介した通販サイトがおすすめです。

食費の節約に便利!主な食品ロス(フードロス)通販サイト5選
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以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。








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